製品安全認証の取得支援
レグソルでは、UL認証、CSA認証などの北米市場で要求される第三者認証をはじめとして、各国の製品安全認証取得支援サービスを提供しています。認証取得業務で以下のような課題がおありでしたら、是非一度お気軽にご相談ください。課題の解決をお手伝いいたします。
- 専門的な用語が理解できず、試験所や認証機関とのやり取りに苦慮している
- 認証機関からの要求で設計を修正することがあり、手戻りが生じている
- 事前試験や打合せを重ねるために認証取得のコストがかさんでいる
- 工場検査への対応も含め、高額な認証維持費用を低減したい
北米の製品安全認証
第三者認証の必要性
アメリカ、カナダともに国として強制認証の制度が存在するわけではありません。しかしながら、多くの自治体が流通する製品に対して第三者認証の取得を要求していることもあり、北米市場で安定したビジネスをしていくためには実質的に対応することが必須となっています。さらに、ユーザー保護の観点や、ユーザーが製品を購入する際の選定条件に含めることがあることも考慮すると、認証は取得したほうがよいでしょう。
また、その製品自体を直接北米で販売することがなくても、北米で販売する機器の「部品」となりうる製品については、認証の取得を検討する必要があります。なぜなら、その製品を組み込んだ最終製品が第三者認証を受ける際に、部品が未認証だと最終製品に対して認証が下りないからです。したがって、認証取得の要否を考えるにあたっては、取引先の要望の有無も考慮しなければなりません。
NRTL認証 (UL認証 / CSA認証 など)
アメリカ向けの認証を出すことができるのは、NRTL (Nationally Recognized Testing Laboratory) として認定されている認証機関のみです。逆に言えば、NRTLであれば、どこの認証機関であっても同等の効力を持つ認証を発行することができる*ため、どの認証を取得するかは製造者に選択の自由があります。NRTLの中でも、ULは特に著名な機関であるため、UL認証が北米唯一の安全規格認証のように思われているケースもあります。
*ただし、認証機関によって、認証を発行できる製品のカバー範囲は異なります。
UL規格 と CSA規格
UL と CSA は、認証機関である一方で、規格の策定機関でもあります。アメリカ向けの規格は UL が策定しているため UL規格 と呼ばれ、カナダ向けの規格は CSA が策定しており CSA規格 と呼ばれます。したがって、アメリカ・カナダ両国に対応した認証を取得する場合は、 UL規格 と CSA規格 の両方に適合する必要があります。これは、どこの認証機関で認証を取得する場合でも共通です。
つまり、カナダ向けの UL認証 (cUL認証) を取得するためには CSA規格 への適合が必要であり、アメリカ向けの CSA認証 を取得するには UL規格 への適合が必要、ということです。「認証」と「規格」に同じ機関の名前が使われているので、コミュニケーションの際は誤解をしないように注意が必要です。
お問い合わせ
ご依頼・業務内容へのご質問など、お気軽にお問い合わせください。
ご相談・お見積りは無料で承っております。